yahoo amazon
古伊万里 皿 江戸時代後期-明治時代 染付 神獣 蜃 みずち 蛟竜文 N56
.古伊万里 折丸縁皿 江戸時代後期-明治時代 染付 神獣蜃みずち定価:20000円
江戸時代後期-明治時代 古伊万里 染付神獣蜃みずち蛟竜文折丸縁皿です。
古伊万里
17世紀有田肥前国の地にて日本での磁器生産が始まる。
豊臣秀吉の朝鮮出兵へ参加した鍋島直茂が多くの朝鮮陶工らを招来、有田泉山で陶石を発見し窯場は発達、
初期伊万里から古九谷様式、鍋島様式、柿右衛門様式と変化し栄華繁栄の隆盛を見せ、
ヨーロッパ諸国の王侯貴族らをも魅了し世界的なコレクターをも生み出すほどの発展を遂げるアンティークの大きな一ジャンルであります。
丸みをつけ端を折った器形が大変印象的な作品です。
変わった箇所は形のみならず染付けされました意匠もまた面白い図です。
遠くには帆船も浮かぶ海(波)上にて、
龍の首をもつ亀の姿の獣が蜃気楼を吐き、宝を生み出しております。
これは司馬遷の史記より蜃(みずち)の吐く気によって楼がつくられるといった発想が日本にも伝わり、
4本足をもつ龍(亀)となり楼ではなく、宝を創りだす縁起的な構想へと変化したのではないかと思われます。
裏絵には三方に遠山が描かれ大変ユニークな意匠をもった珍品です。
古伊万里の魅力を充分にご堪能ください。