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古伊万里 皿 江戸時代前期 芙蓉手 染付 昆虫に岩花文 N54
.古伊万里 皿 猪口 食器 鉢 向付 懐石道具 壷 瓶 名品定価:60000円
江戸時代前期 古伊万里 芙蓉手染付昆虫に岩花文 皿です。
古伊万里
17世紀有田肥前国の地にて日本での磁器生産が始まる。
豊臣秀吉の朝鮮出兵へ参加した鍋島直茂が多くの朝鮮陶工らを招来、
有田泉山で陶石を発見し窯場は発達、初期伊万里から古九谷様式、鍋島様式、
柿右衛門様式と変化し栄華繁栄の隆盛を見せ、
ヨーロッパ諸国の王侯貴族らをも魅了し世界的なコレクターをも生み出すほどの発展を遂げるアンティークの大きな一ジャンルであります。
芙蓉手
中国明時代、萬暦年間の頃に景徳鎮の民窯にて焼かれた手で、
中央の窓絵に区切りを設けた文様構成で大輪の芙蓉のような意匠が特徴となっています。
本作は古伊万里による見事な写しであり、意匠や作品から伝わる拙さの雰囲気等が申し分のない作域です。
中国物はヨーロッパで高い人気を誇った輸出品でありましたが、中国側が出荷を制限した為、
東インド会社より古伊万里に向け注文がされたといいます。
そのような中で高い技術を見込まれ製作された一枚であろう考えられます。