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宝珠釜 浜松地紋 南鐐摘蓋添 木村一無造 共箱
. 送料無料定価:85000円
▼道具の詳細
山形県の釜師で日展作家の木村一無による宝珠形の炉釜です。
口造りは繰口、なだらかな肩をした綺麗な姿の宝珠形です。
地紋は打肌の上に霰状の砂浜と松林が、しっかりと高く浮き出るように鋳出されています。
総体的に筑前芦屋釜を思わせる作風で、鐶付も細やかな造形による鬼面となっています。
色合いは赤みがかった鉄色で、地紋のくっきりとした陰影と相まって、炉に懸けると雰囲気があると思います。
釜内部にやや錆びがあり、釜底は火跡が見られますが使用に問題は無いと思います。
焼抜きの唐銅蓋にも地紋が出て、雪輪の台座に独楽繋ぎの南鐐摘みの良い蓋が添います。
胴径約八寸、手取りも重すぎず、炭点前に扱いやすい釜です。
新品参考価格は１５万円程の作品です。
中古特価品。
在庫１点のみ。
ご覧の画像の現品をお送り致します。
釜本体、唐銅蓋、共箱、作家栞が付属します。
▼作者紹介
昭和13年山形生まれ。
15歳で仏門に入り、後に茶道と出会う。
日展作家横倉嘉山に師事の後釜師として身を立てる。
日本伝統工芸展入選が多数ある。
▼寸法
胴径240ｍｍ×口径115ｍｍ