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七月に流れる花 / 恩田 陸 著
.定価:2530円
季節外れの転校生、ミチル。
鏡のなかに不気味な緑色の影を見た日から、少女の長く奇妙な「夏」が始まる。
坂道と石段と石垣が多い静かな街、夏流(かなし)に転校してきたミチル。
六月という半端な時期の転校生なので、友達もできないまま夏休みを過ごす羽目になりそうだ。
終業式の日、彼女は大きな鏡の中に、緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つける。
思わず逃げ出したミチルだが、手元には、呼ばれた子どもは必ず行かなければならない、夏の城――夏流城(かなしろ)での林間学校への招待状が残されていた。
ミチルは五人の少女とともに、濃い緑色のツタで覆われた古城で共同生活を開始する。
城には三つの不思議なルールがあった。
鐘が一度鳴ったら、食堂に集合すること。
三度鳴ったら、お地蔵様にお参りすること。
水路に花が流れたら色と数を報告すること。
少女はなぜ城に招かれたのか。
長く奇妙な「夏」が始まる。
<br>恩田 陸 著
講談社
2016年12月
シチガツ ニ ナガレル ハナ
オンダ リク
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